どうも!ポニーです。
ゆで卵(ゆでたまご、茹で卵)は、卵料理の一つで鳥類の卵、鶏卵を殻のままゆでて凝固させたものになります。
地域によっては「うで卵」とも言われており、近畿地方では固ゆで卵を「煮抜き卵」・「煮抜き」とも呼ばれております。
ゆで卵は、他の食品に比べると栄養効果は低くなりますが、それでも期待できる効果はあります。
また、ダイエットの話題でも一時期ブームにもなり、芸能界の市川海老蔵さんや、元プロ野球選手の坂東英二さんも実践されてました。
今回は、そんなゆで卵の栄養や、ダイエット効果についてご紹介させて頂きます。
◆ゆで卵と美容健康について
◆ダイエットに関与
◆ゆで卵ダイエットの正しい方法
ゆで卵がなぜよいのか?
栄養価は少し低くなるかもしれませんが、適度にバランスよく栄養が含まれております。
私たちの身体に関わる、美容健康やダイエットなどに関与しておりサポートしてくれます。
特にダイエットなどには、3食のうち1食の置き換えダイエットもしくは、間食を置き換える方法でゆで卵を食べてダイエットをする方法などもあります。
食物繊維とビタミンC以外はバランスよく栄養素が豊富に入っている万能な卵なんです。
カロリーも低く、たんぱく質・ミネラル・ビタミンなどに栄養素が含まれており、しかもヘルシーでダイエットによい食材です。
◆メチオニン
◆ビオチン
◆ビタミンB群
三大栄養素の一つたんぱく質
身体に関わる健康や、ダイエット中に必要なたんぱく質が含まれております。
(100gあたりの含有量)
成分 | 含有量 |
たんぱく質 | 12.9g |
身体の約20%をつくっているたんぱく質は、筋肉・臓器・血液・皮膚・毛髪などを作り出し、エネルギー源にもなっている必要な栄養素です。
正常な内臓の働きをサポートしたり、ホルモンや酵素の原料とされております。
そして、ダイエットに役立つ代謝UPも期待されます。
タンパク質は筋肉の材料となる栄養素なので、軽い運動などでも組み合わせることで効率的に手助けしてくれます。
身体で筋肉がついてくると、基礎代謝も向上し太りにくい体質にもなります。ダイエット・身体を鍛えている方に効果的な働きがあります。
たんぱく質による詳しい記事も紹介しております。
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必須アミノ酸の効果
卵に含まれるタンパク質を構成するアミノ酸、「必須アミノ酸」が含まれています。
「メチオニン」という抗酸化作用の働きを持つ必須アミノ酸、代謝効果や老化防止・生活習慣病の予防などにも効果があるとされています。
◆アレルギー症状の緩和
◆ヘアケア効果
◆うつ症状の改善
◆老化防止
人間の体では生成できない必須アミノ酸、食事から摂取しなくてはいけませんが、卵がその栄養素を補ってくれます。
そして、卵に含まれている必須アミノ酸はバランスよく含まれており美容にも関与しております。
アミノ酸はコラーゲンの素となり、体内のコラーゲンは加齢とともに減少してしまいますが、卵を摂ることでアンチエイジングも期待されており、嬉しい効果に働きかけてくれます。
ビタミンB群による効果
ゆで卵は、ビタミンB群(B1・B2・パントテン酸)にも期待ができそうです。
(100gあたりの含有量)
成分 | 含有量 |
ビタミンB1 | 0.06㎎ |
ビタミンB2 | 0.4㎎ |
パントテン酸 | 1.35㎎ |
ビタミンB1・ビタミンB2によって、脂質や糖質をエネルギーに変換するに不可欠な栄養素となり、ダイエットや肥満予防に嬉しい効果が期待されております。
また、疲労回復や脳・神経の働き、皮膚や粘膜への効果など、健康維持に欠かすことのできない栄養素となります。
そして、パントテン酸によって、ビタミンB1やビタミンB2とともにエネルギーに変えてくれる栄養素となります。
他にも、ストレス緩和や皮膚や毛髪の健康維持に期待されております。
ビオチンは、ビタミンB群の一種で、たんぱく質・脂質・糖質の代謝に関与するともいわれております。
筋肉痛の緩和、皮膚や粘膜の新陳代謝を高めたり、毛髪に大切な栄養を送り健康に保ってくれます。
ダイエット中は固めに茹る
ダイエット中に起こる空腹感のストレスは避けたいです。
ゆで卵は摂取後、しばらくお腹が膨れ腹持ちもよいために満腹感を感じることが出来るので、空腹感に襲われるストレスを緩和できます。
半熟ゆで卵は美味しいですが、「よく噛んで食べる」行為がなくなってしまい、食べ応えもなくなってしまいます。
また、血糖値の上昇も緩やかになり、ダイエットに嬉しい代謝アップ効果も期待されます。
固茹でし、よく噛んで摂取することで腹持ちもよくなり効果的になります。
「よく噛んで食べる」に関する詳しい記事も紹介しております。
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ゆで卵ダイエットの方法
ゆで卵でダイエットをするのであれば、いくつかの方法があります。
個人にあった方法と、栄養バランスを考慮し健康的にすすめることをおすすめします。
●間食時にゆで卵
おかしやスイーツの置き換えとしてゆで卵を摂取、血糖値の急上昇も抑制されることが期待されます。
また、腹持ちもよく満腹感を感じられるので、お菓子などを食べるのであればゆで卵をおすすします。
●メインおかずを置き換え おすすめ
お肉やお魚の代りに食べる置き換えとして摂取する事でカロリーを減らすことができます。
メインのおかずの代りに卵に置き換えることでカロリー減以外に、高い栄養素を補いながら栄養バランスを整えてくれます。
●朝食時の置き換え
朝食のパンやご飯の代わりにゆで卵で置き換えるダイエット法もあります。
基本的に昼食・夕食は通常通り摂取し朝食の摂取を調整する方法です。
●夕食時の置き換え おすすめ
朝食・昼食は普通に摂取し夕食にゆで卵とサラダで摂取する。
夜は消費カロリーも低くBMAL1(時計遺伝子)の時間帯も考慮すると、夕食時の摂取カロリーを抑える事で効率的に減量に繋がります。
BMAL1に関する詳しい記事も紹介しております。
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上記でも述べたように、ゆで卵は食物繊維とビタミンC以外はバランスよく栄養が含まれておりますが、それだけで健康維持に必要な栄養を摂れるわけではありません。
栄養の偏りから身体を悪くしてしまいますので、他の食事での栄養バランスを摂りながら、健康的にすすめてください。
カロリー・摂取目安量
ゆで卵のカロリーや、1日に必要な摂取目安量をみてみましょう。
●ゆで卵のカロリー
151kcal/100gで計算され、サイズではMSサイズになります。
サイズ別のカロリーはこのようになっております。
(100gあたりの含有量)
サイズ | 含有量 |
L | 91kcal |
M | 84kcal |
MS | 76kcal |
●ゆで卵 1日の摂取目安量
1~2個/日 とされています。
特に決まりはありませんが、食べ過ぎはコレストロール値の上昇に繋がるかもしれませんので、摂取目安量を守ってすすめてください。
最後に
食物繊維とビタミンC以外の栄養素が、バランスよく入っており、身体にたくさんの働きかけをしてくれます。
アレンジ次第で様々な料理とも相性がよく、食を楽しくすすめることもできます。
今日から、ゆで卵も料理のお供に加えてみては如何ですか。
あくまでも、個人によって効果のあらわれ方や変化は様々になります。参考にして頂けたらと思います。