どうも!ポニーです。
ニンジンは年中購入可能な野菜で価格も変動しにくい野菜です。
特に秋から冬にかけて美味しくいただくことができます。
たくさんの料理で楽しむこともでき、更に様々な栄養効果が期待できるニンジンですが、ダイエットにはどうなのでしょう?
今回は、その効能とダイエットに向く食材なのかを、紹介させていただきます。
◆美容健康に大きく関与
◆ダイエットの手助けについて
◆ニンジンの選別や摂り方
◆注意点など
健康と免疫力向上
ニンジンに含まれる「βーカロテン」によって手助けをしてくれます。
(100gあたりの含有量)
成分名 | 量/100g |
βカロテン | 8600㎍ |
抗酸化作用の効果もあることから、老化や生活習慣病の原因でもある活性酸素の増加を抑制し、免疫力を高める働きもみられます。
βカロテンによる抗酸化作用効果と、ビタミンAによる皮膚・目の健康維持・喉や鼻の粘膜を細菌から守る効果などに期待されております。
ビタミンAに関する詳しい記事も紹介しております。
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アンチエイジング効果
男性にとっても女性にとっても、美容美肌効果に嬉しい栄養成分が含まれております。
上記でも紹介させて頂いたように、健康維持以外にも美容美肌効果も高いことが期待されております。
(100gあたりの含有量)
成分名 | 量/100g |
βカロテン | 8600㎍ |
ビタミンB1 | 0.05㎎ |
ビタミンB2 | 0.04㎎ |
ビタミンE | 0.5㎎ |
ビタミンC | 4㎎ |
ニンジンに含まれる「βーカロテン」が、不足しがちなビタミンAを体内で作ってくれます。
ビタミンAは、皮膚や粘膜を正常に保つ働きで乾燥肌を改善したり、肌の成長を助けてくれる効果もあります。
βカロテンは強力な抗酸化作用もあり、豊富に含まれることから、美容に関わるアンチエイジング効果と大きな期待がされております。
また、ビタミンB群で皮膚や髪など健康維持したり、ビタミンCやビタミンEでコラーゲン生成し紫外線によるメラニンの沈着を抑制しシミ・そばかす・肌のたるみなどサポート効果が見られます。
これらも、抗酸化作用もあり活性酸素の増加を抑制する働きが期待されております。
これは、ニンジンの餌を増やさなきゃね!!!
整腸作用効果
ニンジンに含まれている「食物繊維」が、整腸作用効果を整えてくれます。
(100gあたりの含有量)
成分名 | 量/100g |
水溶性食物繊維 | 0.7g |
不溶性食物繊維 | 2.0g |
食物繊維 総量 | 2.7g |
食物繊維といえば、腸内環境を整えて排便効果をサポートしてくれますが、ニンジンには「水溶性食物繊維」「不溶性食物繊維」と働きかけてくれます。
水溶性食物繊維0.7g・不溶性食物繊維2.0gと不溶性食物繊維が少し多くなります。
二つの作用で善玉菌を増やしお腹の中でゲル状の柔らかい便を作る働きと、腸内で水分を吸収してふくらみ便のカサを増し腸のぜん動運動を活発化させながら、整腸作用効果を手助けしてくれます。
むくみ解消
ニンジンにはダイエット中や美容に嬉しいむくみ解消効果の「カリウム」が含まれております。
(100gあたりの含有量)
成分名 | 量/100g |
カリウム | 280mg |
食事を摂ることで体内に余分な水分やナトリウムが溜まり、顔や身体がむくむ傾向は誰もが経験あるかと思われますが、ニンジンを摂ることで含まれるカリウム成分が余分な水分・ナトリウムを排出してくれます。
排出されることでむくみの解消効果が期待されております。
カリウムに関する詳しい記事も紹介しております。
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ダイエット効果はどうなのか?
ニンジンにはたくさんの栄養素を含んでおりますが、ダイエット効果を見るとどうなのでしょう。
(100gあたりの含有量)
成分名 | 量/100g |
ビタミンB1 | 0.05㎎ |
ビタミンB2 | 0.04㎎ |
カルシウム | 28㎎ |
ニンジンにはダイエットのサポートとし、ビタミンB群によって糖質燃焼と脂肪分解作用を促進し、ダイエット中に嬉しい太りにくい体質へと手助けしてくれたりします。
また、カルシウムによって筋肉収縮を助けたり、ダイエット中に起こりやすいイライラやストレスによる精神安定効果をカルシウムが補ってくれます。
ですが、ニンジンにはそういった栄養成分が少なく、糖質も他の野菜と比べると高めとなり向きにくいのかもしれません。
ニンジンは噛み応えのある食材ですから、咀嚼する動作によって満腹中枢を刺激し満腹感を得ることはできます。
目的をダイエット効果に絞ると効果を出すのは大変かもしれませんが、ダイエットのサポートとしては働きかけてくれそうです。
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ニンジンの摂り方
ニンジンは、たくさんのレシピでも活躍しそうな野菜ですが、どんな調理方法が効果的に栄養をとれるのでしょう。
<サラダ料理>
スティックや千切りなど、適度な大きさにカットしドレッシングで食べるのもおすすめします。
食べる際は、皮部分にカロテン・ビタミンCが豊富に含まれているので、皮ごと食べることをおすすめします。
<ジュースやすりおろして摂る>
ビタミンCやカロテンは、人参の皮付近に多く含みますので、皮をキレイに洗い皮ごとすりおろして食べるかジュースにして摂ると効果的です。
<油での調理>
βーカロテンは熱や油で溶けやすい性質なので油での調理は効率的に効果を吸収できます。
ですが、ダイエット中は控えた方がよいので注意してください。
※特に決められた食べ方はありませんが、βーカロテンなどをシッカリ摂る為にも「皮ごと食べる」「油料理」「加熱料理」を考慮して摂るとよいでしょう。
※ニンジンの葉もあれば、葉もキレイに洗い食べるといいです。葉には豊富なミネラルやビタミンが含まれております。
カロリー・摂取量
ここでニンジンに関するカロリーや、一日の摂取目安量を知っておきましょう。
そして簡単ですが、よいニンジンの選び方も覚えておきましょう。
●ニンジンのカロリー
(100gあたりの含有量)
成分 | 含有量 |
エネルギー | 37kcal |
スーパーなどで販売されているニンジンは、袋詰めされて売られていることも多いと思いますが、参考までに1本あたりのカロリーは次の通りとなります。
54kcal/146g(1本)
大きさなどによっても誤差はあると思いますので、目安と考えて頂けるとよいでしょう。
※ニンジンのカロリーは皮つき生状態となります。
●ニンジンの摂取目安量
ニンジン1/2で必要な栄養を摂れるので1/2~1本程度で十分となります。
●ニンジンの選び方
オレンジ色が濃く表面に傷やヒビのないものがよく、葉がついてれば萎れていない状態のものが理想的です。
ニンジンの注意点
①ニンジンは、中心部になるほど栄養素が薄くなっていくので、皮ごと食べるか皮を剥くのであれば薄く剥いて食べることをおすすめします。
②ニンジンには、アスコルビナーゼという酵素が含まれており、ビタミンCを含む食材と食べると栄養を減らすとされています。
ですが、お酢などの酸性の物と反応させるか、加熱処理することで不活性化させることができますが、生ならば酢を含むドレッシングと一緒に摂ることで他の栄養を摂ることが可能となります。
最後に
ニンジンの効果効能もたくさんありました。
ダイエット効果としては大きなメリットがみられませんでしたが、ダイエットのサポート役としてはたくさんの効果を得ることができます。
それ以外には、美容健康・美肌と嬉しい効果もたくさんとなります。
食べ方を注意し今日から人参を食べてみてはいかがですか。
あくまでも、個人によって効果のあらわれ方や変化は様々になります。参考にして頂けたらと思います。