どうも!ポニーです。
キャベツは、アブラナ科アブラナ属の多年草で、野菜として広く利用され、栽培上は一年生植物として扱われております。
キャベツといえば結球するタイプを指しており、これまで様々な品種改良がされております。
今では食感、外見などが違う沢山の品種があり、季節によっても栽培される品種が変わってきております。
そんなキャベツに、たくさんの栄養素が含まれております。
今回は、キャベツのダイエット・美容健康・美肌への効果効能をまとめてみました。
◆ダイエットに効果的な理由
◆キャベツダイエットの正しい方法
◆美容健康に適した効能
◆お肌の健康維持やサポート
◆バストアップに役立つ働き
◆キャベツの選び方と保存方法
なぜキャベツがよいのか?
キャベツは突出な栄養素はみられませんが、ミネラル・ビタミン・食物繊維などが程よく含まれており、美容健康などによい野菜となります。
一時は、キャベツダイエットなども流行ったこともあり、低カロリー・低糖質で腹持ちもよく、減量中の方にも最適なキャベツとなります。
また、キャベツダイエットは満腹感を得ながら食事の摂取カロリーを減らす方法で、程よく栄養効果も得られ嬉しい食材となります。
◆食物繊維
◆ビタミンK
◆ビタミンU
◆ボロン
キャベツで美容健康・美肌効果を得よう
キャベツには、美容健康に嬉しい「ビタミンC」が含まれております。
(100gあたりの含有量)
生 | 茹で | |
ビタミンC | 41㎎ | 17㎎ |
◆精神安定作用
◆免疫力
◆活性酸素の抑制
ビタミンCは、シミやそばかすの元となるメラニンが生成させるのを防いでくれる働きがあり、お肌の健康維持やトラブルに効果が期待されております。
また、キャベツに含まれているビタミンCは、抗酸化作用も強いので加齢による老化症状を軽減、活性酸素の抑制など美容健康への効果が高く評価されております。
他にも、免疫機能向上や精神安定作用などにも期待されております。
体内を整えていないと外へと悪いものが表れてきます。
つまり、肌への影響は腸内環境にも大きく関係し、キャベツに腸内環境を整える食物繊維が含まれているので効果を発揮してくれます。
キャベツはビタミンCも豊富ですが、特に芯に近い部分に多く含まれますので、芯付近も捨てずに摂りましょう。
腸内を整え便通改善効果
キャベツは、整腸作用に役立つ「食物繊維」も含まれております。
(100gあたりの含有量)
生 | 茹で | |
水溶性 | 0.4g | 0.5g |
不溶性 | 1.4g | 1.5g |
総量 | 1.8g | 2.0g |
◆便秘改善
比較的多く含む、不溶性食物繊維ですが、水に溶けないタイプの食物繊維となります。
腸内で水分を吸収してふくらみ、便のカサを増やし腸のぜん動運動を活発化させ便通を促進します。
また、水溶性食物繊維も含まれており、2つの相乗効果で腸内環境をサポートしてくれます。
人にとって必要なビタミンK
キャベツに含まれる「ビタミンK」も、嬉しい効果が期待できます。
(100gあたりの含有量)
生 | 茹で | |
ビタミンK | 78㎍ | 76㎍ |
◆血液凝固
ビタミンKは、出血を止めやすくするために必要な、血液凝固させる物質を作る働きがあります。
他に、ビタミンKはビタミンDと共に働きかけ、カルシウムの吸収率を向上させ、骨や歯のカルシウムが溶け出すのを防止する働きが期待されております。
大人だけでなく、ケガの多い成長期の子供にとっても、必要な栄養素となります。
胃の粘膜に効果的なビタミンU
キャベツに含まれている、「ビタミンU」が健康効果に期待されております。
キャベツから発見されたビタミン物質で、そのことからキャベジンとも呼ばれます。
◆胃粘膜
◆胃潰瘍
◆胃炎
ビタミンUは、胃の粘膜を修復するための、たんぱく質合成に必要な成分が含まれております。
<ビタミンUの主な働き>
胃酸の分泌抑制・胃粘膜の新陳代謝などに効果があるとされており、胃潰瘍や胃炎の回復効果も認められております。
トンカツにはキャベツの千切り合い、この組み合わせでキャベツを食べる事で、トンカツの脂っぽさで胸やけを起こす事も少なくなります。
胃が弱っている時には、キャベツを食べるようにすると胃が楽に感じるでしょう。
女性の味方バストアップ効果
キャベツに含まれる、「ボロン」成分に注目したいです。
女性は、女性ホルモンによってバストを豊かにし、バストアップに効果がある成分は、筋肉の主要成分でもあるタンパク質とそれを構成するアミノ酸、女性ホルモンに効果があるボロンは話題にもなっていました。
ボロン成分だけを摂取すればよいわけでもありません。
◆アミノ酸
◆ボロン
この3つが、バランスよく摂取することで期待がされております。
そして、キャベツにはボロンがたくさん含まれており、ボロンはミネラルの一種でホウ素とも呼ばれます。
バストアップに役立つ女性ホルモン「エストロゲン」の血中濃度を高める働きもあり、エストロゲン増加により乳腺の発達を助けホルモンバランスを整える効果があります。
<エストロゲンとは>
一般にエストロジェン・卵胞ホルモン・女性ホルモンとも呼ばれています。
キャベツによるダイエット効果
低カロリーで低糖質なキャベツは、ダイエット効果が期待できそうです。
カロリー・炭水化物を抑えることと、満腹中枢を刺激し、満腹感を得られるようにして食欲抑制をすることです。
◆カロリー (100gあたりの含有量)
100g | 150g | 200g | |
キャベツ | 23㎉ | 35㎉ | 46㎉ |
白米 | 168㎉ | 252㎉ | 336㎉ |
◆炭水化物 (100gあたりの含有量)
100g | 150g | 200g | |
キャベツ | 5.2g | 7.8g | 10.4g |
白米 | 37.1g | 55.7g | 74.2g |
キャベツと白米の比較表を見てもわかる通り、主食(白米)をキャベツにかえる事で、カロリー・炭水化物を大きく抑えることができます。
詳細は、この後の「キャベツダイエットの方法」で進め方と注意点を紹介させて頂きます。
◆カロリー減
生のキャベツは、歯ごたえもありよく噛まないといけない野菜であり、逆によく噛まないと飲み込みにくい野菜です。
このよく噛む行為が重要であり、噛む動作が脳に満腹感を伝え、食事の摂取量を抑えてくれるという訳です。
他にも、よく噛むことで粉砕され、栄養が身体にいきわたりやすくなり、消化もしやすくなります。
咀嚼回数を気にして、キャベツを摂ることで効果を得られやすくなるでしょう。
よく噛んで食べるに関連する記事も紹介しております。
キャベツダイエットの方法
キャベツダイエットの方法、2つを紹介します。
<夕食の主食 置き換えダイエット>
3食の食事で一番太りやすい食事の時間帯はBMAL1の多い時間帯を考えても夕食になります。
夕食は摂取カロリーも多くなる為に主食(白米・パン)をキャベツに置き換えすることで、総カロリーを抑えることが出来ます。
BMAL1に関連する記事も紹介しております。
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<食前にキャベツを摂取>
食事の前にキャベツ適量を摂取することで満腹感を得ることができ、食事の量を減らすことができます。
毎食前が無理であれば、摂取カロリーの多そうな夕食などの前をおすすめします。
キャベツだけでは、栄養の偏りで身体を悪くしてしまいます。必ず、他の食事での栄養をシッカリ摂って健康を第一に進めてください。
キャベツの摂取量は、1日に半分~1/3程度を目安に摂取すると、程よく栄養素も得ることが出来ます。
美味しく食べる為の選び方と保存方法
スーパーに並ぶたくさんのキャベツですが、どれが良くて悪くてと悩むこともあるのではないでしょうか。
また、購入後の保存豊富など、質のよいものを美味しく食べるためにも、保存方法も注意していきたいです。
●質のよいキャベツとは?
<美味しいキャベツの選び方>
◆艶があり鮮やかな緑色
◆葉は虫などに食べられてない
◆芯は割目なく白くて瑞々しい
◆ズッシリと重みがある
春キャベツ(3~5月)は、触ってみて柔らかく弾力感があり、冬キャベツ(1~3月)は、見た目よりも重く感じるものが特徴となります。
※外側の葉が白いものは、傷んだり虫に食べられ何枚か剥いたものです。
※紫かかることもありますが、霜に当り変色することもありますが、味に影響はありませ。
※芯の大きさは、500円玉程を参考に。それ以上に大きいものは、成長のし過ぎとなります。
●美味しく食べるためのキャベツの保存方法
<キャベツの保存方法>
◆一枚づつ外側から剥いでいく
◆外側の葉は捨てず保存の際に包む
◆上から新聞紙で包みビニールに入る
◆涼しい場所で立てて保存
※カットして保存すると、傷みやすくなるので、可能な限り一玉の外側から剥いで使用することをおすすめします。
最後に
野菜にはよく、ダイエット・美容健康・美肌等々効果は沢山ありますが、女性に嬉しいバストアップまであるのは嬉しいです。
「ビタミン」や「ボロン」など、熱に弱い栄養素となりますので、生での摂取をおすすめします。
飽きることのないよう、他の食事との組み合わせも考慮しながら日々摂っていきたいです。
キャベツの他にも、アブラナ科関連の食品記事を紹介しております。
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あくまでも、個人によって効果の現れ方や変化は様々になります。参考にして頂けたらと思います。