どうも!ポニーです。
カカオの種子をいって粉にしたものに、牛乳・バター・砂糖・香料などを加えて練り固めたお菓子で飲料もあります。
皆さんもよくご存知の通り、甘くて美味しいチョコレートですが、意外にも美容健康・ダイエット効果があります。
どんなチョコレートを選び、どんな効果をあらわしてくれるのか。
今回は、そんなチョコレートの効果効能をまとめてみました。
◆美容健康に関与
◆チョコレートダイエットに関与
◆チョコレートの選ぶ種類
◆チョコレートについて注意点
チョコレートの主な成分含有量は、メーカーや種類によっても違ってきます。
今回は、「カバーリングチョコレート」「ホワイトチョコレート」「ミルクチョコレート」を基準に、成分含有量をあらわしますが、あくまでも参考としてください。
なぜチョコレートがよいのか?
甘くて美味しいとされるチョコレートが、身体に関わる栄養効果があるとは意外に知らないかもしれません。
ただし、市販されているミルクチョコレートなど、砂糖を多く含んだものよりも、カカオを多く含むチョコレートをおすすめします。
「カカオ70%以上」含むチョコレートや、摂取量・食べるタイミングを間違わなければ、ダイエット・美容健康に役立てることができます。
たとえば、カカオを多く含むチョコレートは、含めば含むほど糖質量も少なったりもします。
美容健康・ダイエット目的で食べるのであれば、可能な限りカカオを多く含むチョコレートをおすすめします。
◆デオブロミン
◆ミネラル
◆ビタミンE
◆ビタミンB群
◆食物繊維
カカオポリフェノールの効果
チョコレートに含まれているポリフェノール成分で、「カカオポリフェノール」があります。
苦味を感じる成分がカカオポリフェノールになりますが、その苦味が悪玉コレステロール LDL酸化を防ぎ血行をよく血液をサラサラにしてくれるため代謝効果にも繋がります。
また、カカオポリフェノールの働きが体内の悪玉コレステロールを低下させて肥満になるのを防いでくれる働きもあります。
チョコレートに含まれるカカオポリフェノールですが、「抗酸化作用」を持ち嬉しい働きかけをしてくれます。
抗酸化作用の働きから、老化や生活習慣病の原因でもある活性酸素の増加を抑制する効果があり、肌くすみ・たるみ・シワ・乾燥などに効果を発揮してくれます。
参考までに、明治のチョコレート効果に含まれている、カカオポリフェノール含有量を一部参考例としてまとめてみました。
品名 | 1枚の含有量 |
チョコレート効果カカオ72% | 127㎎ |
チョコレート効果カカオ86% | 147㎎ |
チョコレート効果カカオ95% | 174㎎ |
デオブロミンでリラックス効果
チョコレートを摂取する事でイライラやストレスを和らげることもできます。
チョコレートに含まれる成分で、「デオブロミン」が精神面を整え自律神経を調整してくれる期待があります。
つまりリラックス効果が期待されております。
この成分は過剰に摂り過ぎると、利尿作用や興奮作用を高めてしまうことがあるので、食べ過ぎには注意してください。
バランスよく含まれるミネラル
チョコレートからは、想像もできないミネラルも含まれております。
(100gあたりの含有量)
カバーリング | ホワイト | ミルク | |
カリウム | 330㎎ | 340㎎ | 440㎎ |
カルシウム | 170㎎ | 250㎎ | 240㎎ |
マグネシウム | 50㎎ | 24㎎ | 74㎎ |
鉄 | 1.7㎎ | 0.1㎎ | 2.4㎎ |
マンガン | 0.40㎎ | 0.02㎎ | 0.41㎎ |
●カリウム
余分なナトリウムを排出し、血圧を正常に保ったりむくみの解消効果があります。他にも、筋肉を収縮・弛緩させて動かす作用に期待されます。
●カルシウム
骨や歯のつくったり、神経安定作用があり、筋肉・内臓にも関与しております。
●マグネシウム
カルシウムと協力し骨や歯をつくったり、体内の酵素の働きをサポートします。他にも筋肉が正常に動くように支えてくれます。
●鉄
筋肉動作や貧血予防効果に働き、赤血球をつくり酸素を全身に運んでくれます。
●マンガン
様々な酵素をつくり、糖質および脂質の代謝に働く酵素や、抗酸化作用のある酵素など多くの種類の酵素の構成成分として、成長や生殖に関係しております。
ビタミン効果で美容健康・ダイエット
チョコレートには、「ビタミンB群」や「ビタミンE」も豊富に含まれております。
その働きは、身体の美容健康やダイエット効果に働きかけてくれます。
(100gあたりの含有量)
カバーリング | ホワイト | ミルク | |
ビタミンB1 | 0.16㎎ | 0.08㎎ | 0.19㎎ |
ビタミンB2 | 0.27㎎ | 0.39㎎ | 0.41㎎ |
ナイアシン | 0.9㎎ | 0.2㎎ | 1.2㎎ |
パントテン酸 | 1.14㎎ | 1.05㎎ | 1.56㎎ |
ビタミンEα | 0.9㎎ | 0.8㎎ | 0.7㎎ |
●ビタミンB1
糖質からのエネルギー産生と、皮膚や粘膜の健康維持を助ける働きや、脳と神経の正常な働きがあります。
●ビタミンB2
糖質・脂質・たんぱく質を体内でエネルギーに、代謝を支える働きと、皮膚や粘膜の健康維持や胎児・子供の成長に関与しております。
●ナイアシン
皮膚や粘膜を健康に保ったり、三大栄養素からエネルギーを作ってくれます。また、アルコール分解作用にも期待できます。
●パントテン酸
肌や髪の健康を保つ手助けや、エネルギーを生み出す補酵素になります。他にも、ストレスを和らげる働きにも期待できます。
●ビタミンE
強い抗酸化作用があり、シミ・ソバカスの抑制や癌予防、老化や生活習慣病の原因でもある活性酸素の増加を抑制する働きがあります。
ビタミンB群による、美容健康・美肌・ダイエット効果や、ビタミンEによる若返りのビタミンで、美容健康・美肌に働きかけてくれます。
食物繊維の効果
チョコレートは意外にも食物繊維が含まれております。
(100gあたりの含有量)
カバーリング | ホワイト | ミルク | |
水溶性 | 1.0g | 0.6g | 1.0g |
不溶性 | 2.2g | 0g | 2.9g |
総量 | 3.2g | 0.6g | 3.9g |
種類によって、含有量も大きく変化しておりますが、ホワイトチョコレート以外に関しては豊富に含まれております。
チョコレートには、食物繊維であるリグニンが含まれており、これは腸のぜん動運動を活発にすることで、便通を良くし腸内環境を整え腸内細菌を増やしてくれます。
他にも、満腹感を得ながら食欲を抑制し食べ過ぎを抑えてくれるので、ダイエット中の方も食事の前に食べて、食事の調整を整えるのも一つの方法になります。
ダイエットで食べるタイミング
チョコレートを利用し、ダイエットとしても活用できます。
ただし、食べるタイミングを間違えては意味がないので注意しましょう。
●食前に食べてダイエット効果
朝食・昼食・夕食の前、20分~30分前に摂取することで満腹感を得ながら食事を抑えられます。
食事を抜くのではなく、摂取カロリーを抑えてバランスよく栄養を摂りながらダイエットを継続させれます。
食事での摂取カロリーを軽減することが出来ます。
●ストレスや疲れの溜まってる時
日常の生活などで、疲れが溜まった時やイライラし落ち着かない時などに少量を摂取するのも、気持ちを落ち着かせ整えてくれるでしょう。
ダイエット中は、ストレスも溜めやすくなりますので、うまく利用するといいでしょう。
チョコレートのカロリー・摂取量
チョコレートにも種類があり、メーカーによっても含有量は異なってきます。
今回は、参考までに「カバーリングチョコレート」「ホワイトチョコレート」「ミルクチョコレート」の比較と、メーカー商品の参考例をもとにまとめてみました。
他にも注意したい摂取量、1日にどれくらい食べてよいかを把握しておきましょう。
●チョコレートのカロリー比較
(100gあたりの含有量)
品名 | 含有量 |
カバーリング | 513kcal |
ホワイト | 588kcal |
ミルク | 557kcal |
●メーカー商品の参考例
参考までに、森永製菓さん・明治さんの商品を参考に表します。
<森永製菓 カレ・ド・ショコラ カカオ70>
101g 21枚/1箱
588kcal/1箱
28kcal/4.8g(1枚)
<明治 チョコレート効果 カカオ72%26枚入り>
130g 26枚/1箱
728kcal/1箱
28kcal/5.0g(1枚)
※種類によってカロリーは、異なるために目安として参考にしてください。
●チョコレートの摂取量
30g~50g/日
30g~50gを小分けし、1回の摂取を少しずつ食べるようにしてください。
<苦味が苦手な方は>
カカオ70%の苦味が苦手という方は、カカオ20~40% カカオ40~60%と少しずつ慣れていくのも方法のひとつです。
ですが、美容健康・ダイエットには、カカオ70%以上でなければ効果に繋がりにくいので注意してください。
チョコレートの注意点
①チョコレートなので、たくさん食べれば食べるほど逆効果になります。適量を守って楽しく食べてください。
②カカオをたくさん含むチョコレートは、カフェインが非常に多く含まれており、睡眠の妨げになる可能性があります。就寝前などはおすすめしません。
③チョコレートだけ食べての生活は、身体を絶対に壊してしまいます。他の食事での栄養バランスは必ず摂るようにしてください。
④食べ過ぎることで、デオブロミン成分の影響で利尿・興奮を高める可能性があります。適量を守って摂りましょう。
最後に
チョコレートが身体に関わる栄養効果がよいことがわかりました。
ですが、選ぶ種類によって、その効能は大きく変わり逆効果にもなってきます。
ここでは、カカオをできる限り多く含むチョコレート・摂取量・食べるタイミングを整え、効果をうまく得れるように食べていきたいです。
皆さんも、今日からチョコレートをいかがですか。
あくまでも、個人によって効果のあらわれ方や変化は様々になります。参考にして頂けたらと思います。