どうも!ポニーです。
モヤシ (もやし、糵、萌やし) とは、主に穀類や豆類の種子を人為的に発芽させた新芽のことを表し、発芽させたものでなく、暗所で発芽させ徒長軟化させたものとなります。
一見もやしは栄養価の低い食品になりそうですが、意外にも身体に様々な働きかけをしてくれます。
例えば、もやしダイエットは一時期は話題になったことをご存知ですか?
栄養が少なそうでもちろんカロリーも含め少なそうなイメージはありますが果たしてどうなのでしょう。
今回は、そんなもやしに関わる「ダイエット・美容健康・美肌」への効果効能をまとめてみました。
◆ダイエットに効果的な理由
◆美容・健康・美肌への効能
◆疲労回復への効果
◆もやしダイエットの方法
◆もやしダイエットの注意事項
もやしにダイエット効果はあるのか?
もやしダイエットは、主食や摂りすぎているものを置き換えするダイエットです。
短期的にも出来るほど低カロリー・低糖質で、食べ過ぎ防止作用も期待されています。
そして、豆の時にはなかった栄養が発芽する事で、たくさんの栄養効果を発揮してくれます。
(100gあたりの含有量)
生 | ゆで | |
エネルギー | 14kcal | 12kcal |
炭水化物 | 2.6g | 2.3g |
◆ビタミンB群
◆ビタミンC
◆食物繊維
◆カリウム
◆アスパラギン
様々な活躍をする食物繊維
もやしに含まれる、「食物繊維」がよい働きかけをしてくれます。
(100gあたりの含有量)
生 | ゆで | |
水溶性食物繊維 | 0.1g | 0.2g |
不溶性食物繊維 | 1.2g | 1.3g |
食物繊維 総量 | 1.3g | 1.5g |
◆便通改善
◆栄養の吸収率向上
もやしに含まれる食物繊維でも「不溶性食物繊維」を多く含む効果で、お腹を膨らみやすくし空腹感を紛らわしてくれる働きがあります。
空腹や食べ過ぎ防止になるよい働きをしてくれます。
中でも、「不溶性食物繊維」をもつもやし。
腸を刺激したり便をかさ上げする働きでお腹を整え、老廃物を体外に排出してくれることが期待されています。
ダイエットに嬉しいビタミンB群
もやしに含まれている「ビタミンB群」の働きでダイエット効果が期待できそうです。
(100gあたりの含有量)
生 | ゆで | |
ビタミンB1 | 0.04㎎ | 0.03㎎ |
ビタミンB2 | 0.05㎎ | 0.04㎎ |
◆疲労回復作用
◆皮膚・粘膜の健康維持
ビタミンB群によって、脂質糖質の分解や燃焼効果も期待され、ダイエットに有効的なうれしい食材とされております。
◆ビタミンB2⇒脂質をエネルギーに
また、ビタミンB1を補給することで、疲労物質はエネルギーになる回路に戻り、疲労の回復作用も期待されております。
他にも、ビタミンB2は脂質をエネルギーに変える作用で、脂質が新たな細胞を作る補助をし、人間に必要な皮膚・毛髪・爪などの細胞を作り替え、口内・喉・眼などの粘膜を更新する働きも期待されます。
アスパラギン酸による体内の働き
もやしにはアミノ酸の一種で「アスパラギン酸」が含まれています。
サトウキビや豆類にも含まれていますが、もやしには他の野菜以上に豊富に含まれております。
◆疲労回復作用
◆デトックス作用
◆肌の健康維持
アスパラギン酸は、カリウム・マグネシウム・カルシウムといったミネラルを体中に運んでくれます。
また、たんぱく質を作ったりアンモニアを排出したり、スタミナを増強する作用も期待されております。
<アスパラギン酸の主な効果>
①疲労回復作用
乳酸が溜まることで疲労を感じやすくなりますが、その乳酸を分解しエネルギーを産出するため、疲労回復の効果が期待されます。
②デトックス作用
体内の毒素であるアンモニアを、早く無毒化し体外に排出することができる作用があり、肝機能を保護してくれる働きがあります。
③肌の健康維持
たんぱく質の合成に関わりを持っているので、肌の新陳代謝を高めたり、保湿効果でなめらかな肌をつくってくれます。
美容健康に嬉しい効果が期待できます。積極的に摂っていきましょう。
高血圧予防やむくみ解消効果
もやしに含まれる「カリウム」も様々な働きかけをしてくれます。
(100gあたりの含有量)
生 | ゆで | |
カリウム | 69㎎ | 24㎎ |
◆高血圧予防
他の野菜に比べると少なくはなりますが、カリウムの働きでむくみや高血圧予防が期待されます。
身体の余分な水分やナトリウムを体外へ排出してくれる働きから、ダイエット中に嬉しいむくみを解消してくれる効果が期待されています。
また、体内にたまった老廃物や疲れの排出を促し、心臓機能や筋肉機能を調整して、血圧を下げる効果があると言われています。
もやしの栄養素で美肌効果
もやしには、少量ですが「ビタミンC」も含まれております。
(100gあたりの含有量)
生 | ゆで | |
ビタミンC | 8㎎ | 2㎎ |
◆免疫力向上
◆精神安定作用
皮膚の健康を維持しながら、コラーゲン生成もあり紫外線によるメラニンの沈着を抑え、シミ・そばかすや肌のたるみなどを改善、免疫力をUPしてくれる働きがあります。
そして、ビタミンCには精神安定や免疫力を高める作用も期待されております。
また、他にも「ビタミンB群」「アスパラギン酸」などによっても、肌の新陳代謝や皮膚の健康維持に役立つ働きかけが期待されております。
もやしダイエット方法
もやしのダイエット方法も、どんな方法が望ましいのでしょう。
効率的に実践できそうな方法をまとめてみました。
<主食の置き換え>
主食となる、ごはんやパンの代りに、もやしを食べる。
ごはんやパンは高カロリー・高炭水化物の為、もやしに置き換えることで大きなカロリー・炭水化物減にすることが出来ます。
栄養の偏りもある為に、他のおかずはシッカリ摂ることをおすすめします。
<3食のうち1食の主食を置き換え>
カロリーが一番高くなる夕食などは、ビーマルワンの時間帯も考慮すると理想的です。
夜になればなるほど、ビーマルワンが危険帯に入り太りやすくなってしまいます。
また、朝食・昼食は比較的、生活の中でカロリーを消費出来ますが、夜はカロリーを消費しにくい為に脂肪蓄積防止の為にも夜をおすすめします。
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もやしダイエット注意事項
①もやしだけを食べればすぐに痩せますが、栄養の偏りやリバウンドになってしまいます。他のおかずで栄養を摂取しながら、バランスよくもやしを食べてください。
②アスパラギン酸は、熱に弱いため加熱しすぎると成分が壊れる可能性があります。加熱のし過ぎに注意をしてください。
③加熱して食べてください。水分が多く含まれていますが、菌が繁殖しやすくなってます。食中毒などの危険性もあるので、加熱しての調理をおすすめします。
④1日の適正量150~200g程、市販されている1袋の半分程を目安に摂取してください。
最後に
突出して多くを含む栄養素はありませんが、様々な栄養成分がバランスよく含まれております。
また、もやしに含まれるアスパラギン酸なども嬉しい成分です。
飽きやすい食材にもなるので、調理方法を工夫して続けてみてください。
効率よく他の食材と摂取しながら、身体のバランスを整えて参考にして頂けたらと思います。
あくまでも、個人によって効果のあらわれ方や変化は様々になります。参考にして頂けたらと思います。