どうも!ポニーです。
グレープフルーツは亜熱帯を原産とする柑橘類となります。
食べてみると、甘さや酸味の他に、ほろ苦さもありこの苦みを好まない人もおり、砂糖をまぶして食べる方も少なくはないのではありませんか。
グレープフルーツは意外にも栄養効果も高く、身体の美容健康・ダイエットなどに関与しております。
今回は、そんなグレープフルーツの栄養についてまとめてみました。
◆ダイエットに関与
◆美容関連に関与
◆健康維持に必要な理由
◆危険成分を知ろう
◆グレープフルーツの選別方法
なぜグレープフルーツがよいのか?
たくさんある果物の中でもグレープフルーツは糖質が少なく女性うれしいビタミンが豊富、ビタミンが豊富といえば美容美肌効果に嬉しい働きが期待されているからです。
グレープフルーツ特有のダイエット効果やアフターフォロー的な役割ももっていることからダイエットに効果的とみられております。
置き換えダイエットとは違い、食前に行うダイエット法になります。
食事制限が苦手な人や食べ過ぎてしまう人に効果的なグレープフルーツダイエットになります。
◆リモネン
◆ヌートカトン
◆リコピン
◆ペクチン
◆ビタミンC
◆ビタミンB群
◆食物繊維
◆カリウム
◆ソラレン
ナリンギンがスゴイ
グレープフルーツに含まれている「ナリンギン」成分、苦味を含んでいる成分です。
みかん科やはっさくなどの果実に含まれているポリフェノールの一種です。
果肉よりも果皮にたくさん含まれており、独特の苦みによって食欲抑制効果が期待されております。
間違っても砂糖なんてかけて食べたらダメだね!!!
他にも、ナリンギン効果で血栓防止や血中脂肪酸分解作用や抗酸化作用による生活習慣病予防などたくさんの効力をもっています。
リモネン・ヌートカトンの効力を得よう
グレープフルーツに含まれる特有の「リモネン」と「ヌートカトン」は香り成分。
柑橘類などの果皮などに含まれている精油成分となります。
2つの作用が様々な効能を秘めております。
●リモネン
刺激的な香りを持つリモネンは、リラックス効果や血流改善効果などが期待されております。
●ヌートカトン
ダイエット中などに嬉しい、脂肪燃焼に必要とされるUCP成分をつくったり、交感神経を刺激し活発化させる働きがあります。
<UCPとは?>
脱共役タンパク質のことで、酸化的リン酸化エネルギーを生成する際に、膜間のプロトン勾配を浪費することができるミトコンドリア内膜のタンパク質になります。
赤い果肉に含まれるリコピン
ピンクグレープフルーツやルビーなどの果肉が赤いグレープフルーツには「リコピン」が含まれています。
抗酸化作用の働きがあり老化防止やアルコール分解などの効果から、皮膚や粘膜を強化し肌を守る働きもあります。
ルビー種には少し甘めのグレープフルーツとなりますので、苦味を避けたい方はルビー種などを選ばれるのもよいかもしれません。
逆に果肉が白いものは味に苦味があります。
他に、リコピンに関連する記事も紹介しております。
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脂肪燃焼や健康維持に
ダイエット中には燃焼効果も必要になってきますが、その効果を発揮してくれるのが「ペクチン」です。
血液をサラサラにし血流改善効果や、血流が改善されることで代謝向上し脂肪の燃焼効果に働きが期待されます。
●ビタミンB1
糖質をエネルギーに変換し、疲労や脳神経のサポートに働きかけてくれます。
●ビタミンB2
脂質をエネルギーに変換し、皮膚や粘膜の健康維持に期待されております。
腸内環境や様々な期待の食物繊維
整腸作用に効果的なのが「食物繊維」にもなります。
他の食品に比べると少なくはなりますが、水溶性食物繊維・不溶性食物繊維がバランスよく含まれており腸内環境を整えてくれます。
●水溶性食物繊維
水に溶けるとゼリー状になり、栄養の吸収速度を穏やかにし血糖値の上昇を抑制してくれます。様々な生活習慣病予防などの効果も期待されております。
●不溶性食物繊維
水に溶けにくく、水分を吸収し便のカサを増し腸のうぜん運動を活発にします。便通がスムーズになり有害物質も排出し整腸作用もよくなります。
見た目に嬉しい美肌効果
美肌効果といえば「ビタミンC」といえるように、グレープフルーツにも比較的たくさんのビタミンCを含んでいます。
ビタミンCには、強い抗酸化作用も期待されております。
シミやそばかすの原因はメラミン色素が肌に沈着してしまう事ですが、ビタミンCの働きでメラミン色素の過剰生成を抑制し元の色素に戻そうとする働きがあります。
しかも、グレープフルーツ1個で1日に必要なビタミンC100gの、約70%を摂取する事ができるのでぜひ食べておきたいです。
ビタミンCに関する詳しい記事も紹介しております。
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ダイエット中に邪魔なむくみ
せっかくのダイエットでもむくみによって太って見えてしまいます。
そんな悩みを解決してくれるのが、グレープフルーツに含まれている「カリウム」の働きです。
豊富に含まれるカリウムによって、余分な水分や塩分を体外へ排出しむくみを改善する効果をもっています。
むくみ放置は、太りやすくもなるので早めに改善させましょう。
ソラレンの光毒性に注意
柑橘類など、ビタミンCを多く含むものには、光毒性物質で「ソラレン」という紫外線の感受性を高める性質が含まれており、グレープフルーツにも含まれております。
簡単に、ソラレンを多く含むフルーツや野菜を食べて紫外線をあびると、通常よりも多く紫外線を吸収し、お肌のトラブルとなる日焼やシミの原因を高めてしまいます。
よく、ビタミンCを摂ると日焼しやすくなる、というのはこのことです。
ソラレンを摂取し約2時間で身体にいきわたり、約7時間光毒性作用が働きます。
日焼やお肌のトラブルを気にされる方は、夕方以降の日差しをあびない時間帯に摂ることをおすすめします。
きゅうり・じゃがいも・春菊・しそ・みつば・セロリ・野沢菜・そば粉・大葉・パセリ・パクチー
柑橘類やせり科の野菜に香味野菜に、比較的多く含まれております。
ソラレンに関連する、詳しい記事も紹介しております。
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グレープフルーツの選び方と摂取方法
●グレープフルーツの選び方
スーパーなどに並ぶグレープフルーツですが、色んな形などがありますがこんな事に注意しながら選別し購入しましょう。
<こんなグレープフルーツを選ぼう>
◆グレープフルーツはキレイな丸みのある物を選ぶ
◆凹みや変形物は栄養の偏りがあるので注意
◆果皮が色艶とハリのある
◆果肉が詰まった重みのあるもの
●グレープフルーツの摂取方法
<ダイエット効果を得るには>
◆朝食・夕食前に1個を半分か1個を摂取
◆食前摂取し効力を得ながら食事
◆香り成分を得る為に食前に嗅覚で効力を得る
◆100%グレープフルーツジュースにして飲用
グレープフルーツなど果物は果肉も柔らかく「よく噛む」ことを忘れがちになりますが、食べ物はよく噛むことで小顔やダイエット効果に繋がります。
●食べるタイミング
食べるタイミングは、好みによって食べて頂ければよいと思いますが、美容効果などを注意するのであれば、ソラレンのお話でもあったように夕方以降をおすすめします。
<美容健康効果を得るには>
◆夕方以降の摂取に1個を半分か1個を摂取
◆そのまま食べてもジュースにしてもよい
カロリー・摂取量
ついつい食べ過ぎてしまいそうなグレープフルーツも、どれほどのカロリーを含んでおり1日に食べる適量はどうなのでしょう。
●グレープフルーツ カロリー目安
1個300g 可食部210g
38kcal/100g
80kcal/210g(1個)
●グレープフルーツ摂取量の目安
1~2個程度/日
1個の場合 半分を朝食・夕食前
2個の場合 朝食・夕食前に1個
グレープフルーツの注意事項
①グレープフルーツを置き換えダイエットや食事の量を極端に減らすのはおすすめできません。食事の前に摂取しながらグレープフルーツの効力を得てダイエットする方法となります。
栄養不足の偏りで体調を崩してしまいます。
また、カロリー・炭水化物を摂りすぎては逆に太ってしまいますので、他の食事はバランスよく摂取する事も注意してください。
②光毒性ソラレンという物質が、紫外線吸収率を高めてしまします。
お肌のトラブルなど気にされる方は、夕方以降の摂取をおすすめします。
③服用している薬などがある場合は、果肉に含まれる成分で薬の作用が強弱する恐れもありますので、必ずかかりつけの医師に相談してください。
グレープフルーツのまとめ
グレープフルーツ特有の栄養成分がたくさんありました。
脂肪燃焼効果や香りによる交感神経に食欲抑制効果まで。他にも、美容健康・美肌効果と嬉しいことばかりのグレープフルーツです。
今日から食前にグレープフルーツを食べてみてはどうですか。
あくまでも、個人によって効果のあらわれ方や変化は様々になります。参考にして頂けたらと思います。