どうも!ポニーです。
キウイフルーツは、マタタビ科マタタビ属の雌雄異株の落葉蔓性植物の果実であり、マタタビ属のを指して特にキウイフルーツとも呼ばれております。
多くの人に知られている果物で、年中購入でき価格変動も少なく手軽に食べれる果物です。
テレビなどでも放送されている通り、腸内環境によい美容健康によいと注目のあるキウイフルーツです。
今回は、そんなキウイフルーツの持つ栄養価について紹介させて頂きます。
なぜキウイフルーツがいいの?
キウイフルーツは非常に栄養価が高く、生の状態でいつでも手軽にその栄養を摂れることができます。
キウイフルーツがどんな効果に期待できるのでしょう?
キウイフルーツのもつ栄養素であらゆる効果が期待できそうです。
特に、テレビでも取り上げられている、食物繊維による腸内環境やビタミンによる美容効果はよいとされております。
ダイエットサポート
キウイはダイエットの手助けをしてくれる「アクチニジン」という消化酵素がふくまれております。
ダイエットをしていても健康的な身体作りに必要な食事(肉や魚)・タンパク質も摂らなければいけませんが、そのタンパク質をアクチニジンが分解し体内への吸収を手助けしてくれます。
タンパク質分解酵素によって効率よく分解されると、腸の働きも手助けし血行促進に代謝向上へとダイエットに効果があります。
タンパク質と一緒に摂取することで、より効果的なキウイダイエットに繋がることが期待されます。
他に、ビタミンB群も含まれることで糖質分解作用からエネルギーに変えてくれる嬉しい効果や、脂肪蓄積の抑制などダイエット中に嬉しい効果が期待されます。
腸内環境の整え
腸内環境の整えが悪いと、健康や美容など悪影響を及ぼしてしまう可能性もあり、健康維持の基礎作りにも必要な為に腸内環境は常に整えておきたいです。
キウイにはそんな腸内環境を整えてくれる「食物繊維」が含まれております。
グリーンキウイ | ゴールドキウイ | |
食物繊維 | 2.5g | 1.4g |
食物繊維には2種類あり「水溶性食物繊維」「不溶性食物繊維」となりますが、キウイにはその2種類が含まれております。
<水溶性食物繊維>
腸内の善玉菌を増やす効果と、お腹の中でゲル状の柔らかい便を作る働きがあります。
腸内で水分を吸収して膨らみ便のカサを増やし、腸のぜん動運動を活発化し便通を助けます。
特にダイエット中などカロリーや炭水化物制限してると、食物繊維まで失い腸内環境の悩みが出てきますので注意もしてください。
2つの食物繊維で腸内環境を整え美容健康にポッコリお腹の改善効果を得ましょう。
ビタミンで美容健康・美肌
お肌の状態は誰もが気になる部分ですがビタミン効果でサポートしてくれます。
(可食部100gあたり)
グリーンキウイ | ゴールドキウイ | |
ビタミンC | 69g | 140g |
キウイに含まれる「ビタミンC」が豊富なことから肌トラブルとなるシミなどの原因、メラニンの生成を抑制したりコラーゲン生成の手助けに働きかけてくれます。
キレイなお肌の状態を保つ為にもキウイに含まれるビタミンCを摂りたいです。
また、アンチエイジング効果として「ビタミンE」も含まれております。
ビタミンEとなると抗酸化作用がありシミ・ソバカスを防止する働きに、老化や生活習慣病の原因でもある活性酸素の増加を抑制する効果も期待されております。
他にも、抗ストレス作用や免疫力を強くする効果に鉄分の吸収率UPや、キナ酸・クエン酸・リンゴ酸などの有機酸も含まれており貧血予防・疲労回復の効果も期待できます。
豊富なカリウムで効果大
キウイにはミネラルの一種で「カリウム」を多く含んでいます。
(可食部100gあたり比較)
グリーンキウイ | ゴールドキウイ | |
カリウム | 290mg | 300mg |
カリウムを摂ることで体内の水分や老廃物を排出し血液の流れなどを改善したり、余分な塩分排出で血圧を正常に保ち高血圧の予防効果もみられます。
また、食事などで得た水分やナトリウムを、カリウムによって体内の過剰なナトリウムを排出しむくみ改善効果が期待されております。
特に気になる方は、多少ゴールドキウイが多くなりますので選んで食べてみてはいかがでしょうか。
カリウムに関する詳しい記事も紹介しております。
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熱中症対策効果
夏の暑い季節に起こりがちな熱中症ですがこの季節は世間でも話題になっております。
汗をかくと水分とミネラルが一緒に失われてしまい、熱中症になりやすくなってしまいます。熱中症予防には水分補給とミネラルが大切になってきますがキウイフルーツがもってこいのフルーツです。
キウイには熱中症予防に必要な栄養素、(ナトリウム・カリウム・カルシウム・マグネシウム等々)ミネラルがバランスよく含まれており、水分と塩少々を一緒に摂ることで予防効果が期待されます。
・水150ml程
・塩少々
グチャグチャっと混ぜるだけ!
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妊娠中に摂りたい葉酸
妊娠中の女性に嬉しい栄養素、「葉酸」もキウイには豊富に含まれております。
(可食部100gあたり)
グリーンキウイ | ゴールドキウイ | |
葉酸 | 36㎍ | 32㎍ |
キウイに含まれる葉酸を摂ることで、胎児の先天異常である神経管閉鎖障害のリスクを減らし、正常な発達を手助けしてくれるため妊娠中の女性の方は積極的に摂りたいキウイです。
葉酸の含まれる量も、キウイの種類によって多少変化はありますが大きな変化ではありません。
多少グリーンキウイの方が数字は高くなっております。
キウイフルーツの種類
<グリーンキウイ(緑肉種)>
:食物繊維などを摂り腸内環境・健康を整えたい
アクチニジン効果や食物繊維に有機酸を豊富に含んでおり、甘みは控え目で酸味がある
<ゴールドキウイ(黄肉種)>
:ビタミンC・Eなどを豊富に摂り美容美肌を得たい
フルーツ界のトップクラスレベルのビタミンCを含んでおり、甘みを多く感じることができる
グリーンキウイ | ゴールドキウイ | |
カロリー | 53kcal | 59kcal |
食物繊維 | 3g | 1.4g |
ビタミンC | 69mg | 140mg |
全体的に平均で見ると、カロリーも含め栄養素はゴールドキウイの方が多くなりますが、大きな数字の違いは食物繊維・ビタミンCとなります。
食物繊維に関してはグリーンキウイが豊富となり、美容効果を得たいビタミンCならゴールドキウイとなります。
個人の目的によって食べられるとよいでしょう。
カロリー・摂取量・摂るタイミング
【キウイのカロリー】
~グリーンキウイ(緑肉種)~
53kcal/100g
~ゴールドキウイ(黄肉種)~
59kcal/100g
【キウイの摂取量目安】
2個~3個/日
【キウイの食べるタイミング】
<夕食後・就寝約60分前>
目的:ダイエット
夜遅くの時間帯22時~2時はBMAL1時計遺伝子の一種で脂肪細胞を増やす機能をもってます。
つまり夕食など総カロリーの高い食事を摂った後は、タンパク質分解酵素によって効率よく分解してもらいましょう。
すると腸の活発化から血行促進され代謝UPにも期待されます。
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<朝食の摂取>
目的:健康
朝食にキウイを摂ることで腸内環境をスムーズに整えてくれます。
腸のタイミングが活発になる朝に食物繊維と乳酸菌を摂ることで腸内環境も整ってきます。
腸内環境が整えば美容健康・美肌効果に繋がってきます。
※ヨーグルトと一緒に摂ると効果的です。
<夕方以降の摂取>
目的:美肌
ソラレンという物質が日焼吸収率を高める為に、お肌の日焼やシミを気にされる方は夕方以降の摂取をおすすめします。
もしも、朝昼に食べた際は日焼け止めのケアなどをシッカリ行うようにしましょう。
キウイフルーツの注意点
①タンパク質と一緒に摂ることでアクチニジンが働き効果的になりますが、他のタンパク質を含む食材とスムージーにする際は20~30分程経過してから飲むようにしてください。タンパク質分解酵素のアクチニジンが働きかけ効果を得られやすくなります。
②キウイを食べ過ぎるとアクチニジンによって、舌に痛みを感じたり喉がイガイガする事もありますので食べ過ぎは注意してください。その際は、摂取を控え様子をみるか医師に相談等も考慮してみてください。食べ過ぎもしくは、体質的にあわない可能性もあります。
③栄養の豊富なキウイは常温状態の方が活発な働きをしますので、できる限り冷やさず常温状態で摂るようにしてください。
最後に
キウイに含まれる栄養素は豊富ですが、目的に合わせて摂るとより効率的に効果を得られやすいですね。
ダイエット効果としてはサポート役的な役割なので時間がかかりそうですが、他の食材や運動の組み合わせで効果も高くなりそうです。
それ以外の美容健康・美肌でも嬉しい効果があるので、是非試してみてください。
あくまでも、個人によって効果のあらわれ方や変化は様々になります。参考にして頂けたらと思います。