どうも!ポニーです。
日々の運動や食生活によるダイエットをされてる方は少なくはありません。
考え準備し実施しているのか?何も考えずに実施しているのか?どちらが成果がでやすいのか?
ダイエットで減量するにも、仕組みがあり根拠がある。
ダイエットを成功させるためにも、覚えておきたいメッツ、今日は「メッツ」を意識し生活することの大切さを紹介いたします。
メッツとは
早速ですが、みなさんはMETs(メッツ)という言葉をご存知ですか?
ダイエットや筋肉をつけたい方は、理解しておいて損はない言葉です。
<「METs」メッツとは>
厚生労働省が定めた運動強化を表す単位で、「Metabolic equivalents」の略。
カロリー消費を表す運動単位で、安静時を1とし運動した時の現れる数値単位です。
さまざまな運動・身体活動によって強度の単位をあらわしております。
普段の生活で、ゆっくり歩く場合2メッツ程 普通に歩く場合3メッツ程が参考となり、メッツが大きいほど運動強度が高いということになり「座って安静にしている状態」が「1メッツ」基準とされてます。
メッツを意識しよう
運動強度から選択することができるので、理解しておくと何かと便利になります。
例えば短時間で効果の高い運動をしたい場合、メッツの高いものを選択し行うことも可能です。
反対に体の不調がある場合は運動が出来ないので、メッツの少ないものを選択し無理のない時間をかけての運動を実施することも可能です。
1週間に23エクササイズ(エクササイズは身体活動の量を示す単位、メッツに身体活動の時間をかけたもの)以上を行うとよいとされます。
1日を3~4エクササイズすればよいので、1日を20分以上と1週間に1・2回くらいは頑張ってみればクリアできますね。
3メッツの身体活動メッツx1時間=3エクササイズ(メッツ・時)
消費カロリー=1.05xメッツx時間x体重
1エクササイズに相当する参考リスト表
エクササイズに相当する活発な身体活動を、運動と生活内での活動でまとめてみました。
イラストと表でまとめてみましたので、参考にしてみてください。
メッツ | 活動内容 | 1EX相当h |
3.0 | 自転車エルゴメーター50ワット・ウェイトトレーニング・ボーリング・とても軽い活動・フリスピー・バレーボール | 20分 |
3.5 | 家庭軽い体操・ゴルフ(カートを使用し待ち時間を除く) | 18分 |
3.8 | やや速歩(平地 やや速めに=94m/分) | 16分 |
4.0 | 速歩(平地 95~100m/分程度)水中体操・水中運動・アクアビクス・太極拳・水中内柔軟体操・卓球 | 15分 |
4.5 | ゴルフ(クラブを自身で運ぶ、待ち時間除く)バトミントン | 13分 |
4.8 | モダン・ツイスト・バレエ・タップ・ジャズ | 13分 |
5.0 | ソフトボール・野球・かなり速歩(平地 速く=107m/分) | 12分 |
5.5 | 自転車エルゴメーター100ワット・軽い活動 | 11分 |
6.0 | ウェイトトレーニング(高強度、パワーリフティング、ボディビル)美容体操・ジャズダンス・ジョギングと歩行の組み合わせ(ジョギングは10分以下) | 10分 |
6.5 | エアロビクス | 9分 |
7.0 | ジョギング・サッカー・テニス・水泳(背泳ぎ)・スケート・スキー | 9分 |
7.5 | 山登り(約1~2kgの荷物を背負う) | 8分 |
8.0 | サイクリング(約20km/時)・ランニング(134m/分)・水泳(クロール) | 8分 |
10.0 | ランニング(161m/分)・柔道・空手・キックボクシング・ラクビー・水泳(平泳ぎ) | 6分 |
11.0 | 水泳(バタフライ)・活発な活動 | 5分 |
15.0 | ランニング(階段を上がる) | 4分 |
参考,参照:厚生労働省㏋内,健康づくりのための運動指針2006
身体活動と生活習慣病の効果
3メッツ以上の運動を1日60分、1週間に23エクササイズ以上行うという目標運動量が提示され、内臓脂肪が減少し高血糖や高血圧の改善などが期待できます。
なお、メッツは心筋梗塞のリハビリテーション治療の際の運動負荷を表す単位などにも用いられる。
活発な運動により、消費されるエネルギーが増加し身体機能の活性化と、糖・脂質の代謝向上となり内臓脂肪減少に効果が期待できます。
すると、血糖値・脂質異常・血圧の改善により生活習慣予防に繋がっていきます。
運動による消費エネルギーの増加と、体力の向上も生活習慣病の予防に 効果があるとされています。
食生活を整えるだけが健康つくりではなく、身体を日々動かすことも、大切な身体つくりになります。
最後に
普段の生活環境を少し見直し、今日から「メッツ」を意識して生活するだけでも身体やダイエットに変化をもたらしてくれます。
ダイエットの中で 摂取カロリー<消費カロリー を意識し進めることで、ダイエット成功に繋がる道もシッカリと見えてくるのではないでしょうか。
計画を立て、日々無理なく継続して進めてみてください。
あくまでも、個人によって効果のあらわれ方や変化は様々になります。参考にして頂けたらと思います。