どうも!ポニーです。
今日は「レンコン(蓮根/れんこん)」についてのご紹介となります。
レンコンは、蓮(はす)の地下茎が肥大した部分となります。
そして、見た目は根のような蓮の根から「蓮根」と言われております。
孔が空いており先が見通せることから、未来の見通しがきくという縁起をかついだものとしても使われます。
そんなレンコンも、美容健康に嬉しい栄養効果をたくさん秘めており、今回まとめてみました。
◆便秘の解消効果
◆貧血予防について
◆お肌や身体の健康維持や改善
◆むくみや血圧に関わること
◆花粉症予防について
◆ダイエット効果はどうなのか?
◆レンコンの選び方や保存法
なぜレンコンがよいのか?
レンコンには、ミネラルやビタミンなど、美容健康・美肌効果に嬉しい栄養成分が豊富に含まれております。
また、アレルギーなど花粉症の予防にも効果を得られそうです。
◆鉄
◆カリウム
◆ビタミンC
◆タンニン
◆ムチン
6つの成分によって、大きな効果を得られそうです。
食物繊維の効果
レンコンに含まれる「食物繊維」が整腸作用効果に手助けしてくれます。
(100gあたりの含有量)
生 | 茹 | |
水溶性 | 0.2g | 0.2g |
不溶性 | 1.8g | 2.1g |
総量 | 2.0g | 2.3g |
不溶性食物繊維を多く含むレンコンは、水に溶けない食物繊維でお腹の改善効果に最適です。
不溶性食物繊維は、腸内で便のカサを増し便を排出しやすくする働きがあります。
また、少量ながら水溶性食物繊維も含まれることから、両方の相乗効果も期待でき整腸作用効果に期待ができます。
鉄分の効果
レンコンに含まれる「鉄分」が、貧血予防に効果がありそうです。
(100gあたりの含有量)
生 | 茹 | |
鉄 | 0.5㎎ | 0.4㎎ |
全身に酸素を運ぶヘモグロビンの材料になる鉄ですが、その鉄分が不足することで貧血を起こす可能性もあります。
身体に必要な酸素を送り、貧血予防に働きかけてくれます。
貧血気味の方は、レンコンを食べるように心掛けるとよいでしょう。
鉄分に関する詳しい記事も紹介しております。
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カリウムの効果
体内の水分調整をする「カリウム」が、レンコンにも豊富に含まれております。
(100gあたりの含有量)
生 | 茹 | |
カリウム | 440㎎ | 240㎎ |
疲れが溜まった時や、朝起きたいときに身体や顔がむくんでいることもあります。
カリウムの働きによって、体内の余分な水分やナトリウムを排出し、むくみの解消効果へと繋げてくれます。
また、ナトリウムを尿へ排出することで、血圧を下げる効果も期待されております。
カリウムに関する詳しい記事も紹介しております。
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ビタミンCの効果
美容に嬉しい栄養成分となれば「ビタミンC」、レンコンにもちゃんと含まれております。
(100gあたりの含有量)
生 | 茹 | |
ビタミンC | 48㎎ | 18㎎ |
レンコンのビタミンCは、加熱に強いところがあり、シッカリと栄養を摂ることができます。
ビタミンCによる働きで、コラーゲンの生成をしシミ・そばかす・ハリ予防など、お肌の健康維持に期待されております。
また、ビタミンCは抗酸化力も強く、活性酸素による酸化を防ぎ、あらゆる健康効果に抗酸化作用が働きかけてくれます。
<活性酸素とは>
老化、がん、シワ、しみ、糖尿病や脂質異常症、動脈硬化などの生活習慣病の原因となること。
他にも、ビタミンCに関する詳しい記事も紹介しております。
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タンニンによる効果
レンコンは表面に黒い斑点や一部が黒っぽくなったり、カットして放置すると徐々に黒っぽくなります。
この黒ずみが「タンニン」です。
ポリフェノールの一種で、抗酸化作用があり細胞の酸化を抑制、お肌や健康の老化防止や生活習慣病に役立ちます。
◆消炎作用
◆止血作用
◆胃潰瘍
◆十二指腸潰瘍
◆生活習慣など
ムチンによる効果
レンコンに含まれる粘り成分「ムチン」にも注目したいです。
ムチンは、たんぱく質と多糖類が結合した粘性物質で、胃壁を保護したり鼻や喉の粘膜を丈夫にする働きがあります。
また、粘膜保護されることで、アレルギー症状の抑制効果も期待されております。
◆胃潰瘍
◆胃炎
◆胃腸病
◆便秘解消
◆風邪予防
◆アレルギー予防など
花粉症を抑制する効果
アレルギーの原因物質で、アレルゲンに反応するIge抗体を抑制する働きが「タンニン」にあり、花粉症の症状を抑える働きがあります。
個人によっても様々ですが、1日約40gを2~3週間食べ続けることで、効果が期待されております。
ムチンは、鼻など粘膜保護してくれる効果もあるので、期待が高くされております。
タンニンやムチンの効果を試してみるのも、花粉症対策の一つになるのではないでしょうか。
ダイエット効果はどうなのか?
レンコンによるダイエット効果、大きな期待はできないかもしれませんが、意識することで変化も考えられます。
(100gあたりの含有量)
生 | 茹 | |
エネルギー | 66㎉ | 66㎉ |
カロリーも決して低くはありませんが、調理方法によっても多少効果を得られるでしょう。
油料理や調味料を考え、カロリーオフにすることで高カロリーを避けることが可能となります。
そして、レンコンは噛みごたえのある食材なので、「よく噛んで食べる」ことで咀嚼回数が増え満腹感を得られやすくなります。
レンコンは、美容健康のメリットは大きいので、「よく噛んで食べる」を意識しながら食べて一緒にサポートしてもらいましょう。
「よく噛んで食べる」に関する詳しい記事も紹介しております。
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レンコンの選び方や保存方法
レンコンもスーパーにいくと、様々な形や大きさがあり、どんな物がいいのか悩んだこともありませんか。
保存方法も様々となり、常温なのか冷蔵なのか冷凍なのか?
それぞれをまとめてみました。
レンコンの選び方
レンコンの選び方を簡単にまとめました。
◆まっすぐ丸みのあるもの
◆水分を含み重みがある
◆艶があり傷のないもの
◆カットされたものは面が自然な白いもの
長期間放置することで、乾燥し茶色っぽいシミのようなものが出てきたり、ツヤがないものは避けましょう。
カットされたものは、切り口や穴の中の変色は避けましょう。
レンコンの保存方法
レンコンの美味しさを味わうためにも正しい保存方法が必要です。
どんな方法で保存するのが一番よいのでしょう。
①冷蔵保存
◆丸ごとレンコンの表面を湿らす
◆湿らした新聞で包む
◆ポリ袋で冷蔵保存
保存期間:約1週間~10日
※泥付きのレンコンは更に日持ちします。
※常温保存も可能ですが、夏場や気温が高い時は向かないので注意してください。ちなみに、常温時は2日程です。
②冷凍保存
◆皮を剥き均一カット
◆酢水に浸ける2分~5分以内
◆水気を取る
◆保存袋で冷凍保存
保存期間:3週間~4週間
③カットしたもの
◆カットした部分をラップで包む
◆冷蔵庫の野菜室で保存
保存期間:2~3日
※食べる際はカット面が変色してる可能せいもあります。薄くカットしましょう。
早めに食べるようにしましょう。
最後に
レンコンには、たくさんの効果がありますが、花粉症や風邪予防に働きかけてくれるのも嬉しいです。
いろんな料理に活用でき、食感も楽しめることからおすすめしたいレンコンです。
質のよいレンコンや保存方法を守り、新鮮な美味しいレンコンを食べて、美容健康の効果を得ましょう。
あくまでも、個人によって効果のあらわれ方や変化は様々になります。参考にして頂けたらと思います。